続きといっても、これは九月中旬の写真です。異様に青い、名付けて成層圏ブルーです。それを背景に見事な積乱雲?思わず携帯で撮ってしまいました。
紅葉にはまだ間がある時期でしたので訪れる人も少なく、高尾山もこんなものかなと思っていたら、紅葉真っ盛りの十一月二十二日いったら、ケーブルカーに乗車するのに四十分ですよ。これが後に響いてくるのでした。
もう紅葉の盛りも過ぎたので、静かな高尾に戻っているでしょうが、ケーブルカーを利用しないで徒歩で山頂を目指すのがおすすめです。山頂近くまでは本当になだらかな坂道で、鳥の声や、せせらぎの音を聞きながら軽やかに進めます。最後は少々きついですが、これはケーブルカーでも同じ、山頂に至るには急勾配か、百段以上の階段を登るしか選択肢はないので。
さて、私の方は小仏峠まではいったことあるので、陣馬までは楽勝と思いましたが、よくよく見ると簡単なマップでも、小仏までの距離の二倍以上はある。ちらりと不安がよぎりましたが、今さら小仏で降りることはできない、それにまだ午後二時だし。
しかし、陣馬の遠いこと、いけどもいけども陣馬高原下バス停まで十㎞などという道標を見ると、今から小仏に戻るかというためらいも。
とにかく陣馬に着きました、ご褒美は陰っていく富士の姿、茜いろにそまる空、そして反対に墨を流したような黒い雲がちぎれちぎれに浮かんでいました。
ご褒美の代償は、闇でした、暗いのではなく闇、陣馬からバス停まで降りる途中からどんどん薄暗くなり、ついには自分の足下すら見えなくなりました。都会育ちのわたしにとっては恐怖です。さいわい、小型の懐中電灯をもってましたのでなんとかバス停までに無事到着。
漆黒の闇は人間を謙虚にさせる、人は灯火を手に入れてから傲慢になったのではないでしょうか。月明かりをたよりに、あるいは提灯のはかなげな灯りで足下を確かめながら夜道を急ぐ人々は、闇が単に暗い以上の、なにか不安にさせる魔物が棲んでいると信じられずにはいられなかったかも知れませんね。
山から下りて舗装された道路に出、ようやく街頭が見えて安堵しました。バス停のベンチに座り空を見上げると、月こそでてなかったもの、宵の明星が輝いてました。不思議です、なんでこんなに自然は人を感動させ、畏怖させるのか。
どなたか、デジカメで撮った3Mバイトの写真を1Mバイト以下にする方法をご教授下さい。
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